3月25日に、2デザイン発売するのですが。悩みは尽きません。
悩み1:納期。1人で何もかもやるなら問題ないけれど、靴作り(特に婦人靴)にはひとりきりでやるには高いハードルがあります。靴作りのめんど…詳しい内容は別の記事で解説します。
この靴を作るのに、多くの方々が関わってくれています。それはつまり、私一人のスケジュールで製造予定が決まるわけではないということ。
「この日に!」とは伝えているし、私がどこかで徹夜をしたからなんとかなる問題ではないので、お願いしたことは信じて待つしかないですね。
悩み2:資金繰り。趣味のような発注の仕方では迷惑がかかるので、まとまった数を注文します。まとまった額が必要になります。まとまった額(涙)
難しくてわかんなーい、と言ってる場合ではなくなりました。靴作りは助けてくださる方がたくさんいますが、事業を運転するのは私しかいないので、毎日腹をくくっています。そのうちお腹から真っ二つになりそうです。
悩み3:どうしてこんなことしているの? ふと、会社勤めしてお金をためてフルオーダー靴につぎ込んだほうが楽に靴をゲットできたんじゃないの?という考えが頭をよぎります。
でも答えはもうあります。お金をためて誰かに任せることで、解決しなかったからです。これも別記事1本になるくらいの紆余曲折があったのですが…誰かに任せている限り、何百万円かけようが何年待とうが、私の足に合う靴は誰も作ってくれないし売ってくれないと気付いたのです。
だから私が設計することにしました。もちろんデザインも。会社勤めしながらそれができるほどには、私は器用ではありませんでした。
そのほか雑多で些細な悩みも、靴の中に入り込んできた一粒の砂のように、私の心をソワソワさせてくれています。